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「やっぱり残していかないと」きょうで14年 東日本大震災の記憶をつなぐ写真展 青森県八戸市

2025年3月11日 11:55
「やっぱり残していかないと」きょうで14年 東日本大震災の記憶をつなぐ写真展 青森県八戸市

東日本大震災からきょうで14年です。
八戸市は当時の被害状況などを記録した写真を市役所に展示して防災を呼びかけています。

写真展は八戸市が震災を風化させず防災意識を高めてもらおうと、まいとし開いています。
市役所1階ロビーに津波や揺れによる被災状況を記録した53枚の写真が展示されています。
14年前の3月11日に発生した東日本大震災では県内で3人が亡くなり、1人が行方不明のままです。
住宅の被害は全壊と半壊、それに一部破損を含めて2,014棟に上りました。
写真展では津波が押し寄せる瞬間や建物の浸水、当時の庁舎内や避難所の様子などを展示し、被害の大きさを伝えています。

★訪れた市民
「だんだん忘れ去られていくのでしょうけれども、やっぱり残していかないとだめでしょうね」

★八戸市災害対策課 田村紗椰 主事
「東日本大震災から14年を迎えて当時の状況を知らない方が、この写真展を機に災害の恐ろしさを再確認していただきたいです」

震災の教訓をつなぐ写真は14日まで展示されています。

最終更新日:2025年3月11日 11:55
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