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つがる弘前農協りんご盗難 被害額2億円超 農協が賠償方針

2024年5月8日 11:19
つがる弘前農協りんご盗難 被害額2億円超 農協が賠償方針

去年つがる弘前農協の貯蔵施設から大量のりんごが盗まれた事件は被害額が2億円以上に上ることがわかり、組合員に対し農協が肩代わりして賠償金を支払う方針です。

★つがる弘前農協 天内正博 組合長
「役職員を代表して心よりお詫び申し上げますたいへん申し訳ありませんでした」

つがる弘前農協はきのう臨時の総代長会議で第三者委員会がまとめた被害の全容を説明しました。事件は去年6月もと従業員3人を含む実行犯5人が貯蔵施設からりんごを盗んだもので、総額は2億2466万円、数量は6万1311箱でした。被害対象となる組合員3000人以上には農協が自主財源で肩代わりして賠償金を支払う方針です。また役員全員が報酬の3割を3ヶ月間自主返納します。5人からはきのうまでにおよそ1800万円被害弁償されていて、農協は今月中にも5人への損害賠償を求め提訴するとしています。また防犯カメラの設置や在庫管理のデジタル化で再発防止に務めるということです。

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