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青森を遊ぼう!⑥ジオ満喫!まちなかグランピング!

2024年5月6日 18:07
青森を遊ぼう!⑥ジオ満喫!まちなかグランピング!

おすすめのおでかけスポットを紹介する「青森を遊ぼう!」。きょうはことし8月に全国大会が開かれる下北ジオパークです。まちの中心部にあるグランピング施設で地球の恵みを味わいます。

大自然の造形美名勝・仏ヶ浦。
日本三大霊場の1つ恐山。
北前船が伝えた豪華けんらんなまつり文化。
3方を海に囲まれた本州最北端の地、下北地方は人と大地の営みをまるごと体感できる「日本ジオパーク」に認定されています。ことし8月末初めてのジオパーク全国大会開催が決まりました。

★青森放送 濱野壱清アナウンサー
「私の後ろに見えているのはしもきた克雪ドームという施設ですことし8月にはここをメイン会場にたくさんの人が下北に訪れますそんなむつ市に話題の宿泊施設があるそうですさっそく行ってみましょう」

下北半島の中心、むつ市。まちの真ん中にあるのが「PARK DAIKANYAMA」です。
もともとは普通の公園でしたが、民間企業が管理しグランピング施設としてリニューアル。
おしゃれなトレーラーハウスやドームテントなどが整備され、年間2000人以上が訪れる隠れた人気スポットになりました。

★公園を管理する むつ不動産取引センター佐藤雄太 社長
「まちなかなんですけどけっこう自然があって実は飲み屋さんも近いとか買い物も便利な場所なので」「下北を周遊される方とかペット連れの方ドッグランとかもありますしペットと一緒に泊まれる宿泊施設もあるのでそういう方にご利用いただいています」

「なか広いですね!おしゃれなホテルの一室みたいですね」「そうですねラグジュアリーな」「キャンプ場でも落ち着いてシャワー浴びたりお風呂に入れたりするのっていいですよね」「この自然のなかむつ市の景色を眺めながらこういったところに泊まれるのはすてきですよね」「高台にあるので結構景色も良くて四季折々の紅葉とか雪景色とか見れます」

園内には焼き立ての窯焼きピザが食べられるお店や、新鮮な地元野菜を売るお店もあるんです。さらにブランド牛の自動販売機まで。バーベキュー道具も借りることができるので、手ぶらで楽しめます。

「うわー!」「脂身も甘いですねとろっとろです!」

★むつ市 山本知也 市長
「濱野さん!こんにちは!むつ市長の山本ですようこそむつ市へおいでくださいましたきょうは濱野さんに食べてほしいものがあります」
「このなかにはですね下北ジオパークが生んだおいしい商品の詰め合わせが入っています」「食べてみて下さい食べながらむつのホタテを紹介させていただきたいと思いますけど陸奥湾のホタテは甘いと思うんですよ」
「そうですこの甘みですよね」
「下北は面積の8割が森林なんですよその森林から葉っぱが落ちて落ち葉の栄養が川に流れて栄養が陸奥湾に注がれますその栄養をホタテが食べて甘みを出しているとそういったことが子どもたちを含めて地域の皆さんにつながる活動が伝えられる活動がジオパークの活動だと思って頂ければ」

おいしい食べ物がどうやってできるのか、その背景を知ることで魅力が増します。公園からすぐ近くの「田名部平野」にも大地の恵みがありました。

★下北ジオパークガイドの会 原英輔会長
「この平らな形状がなんで作られたかというと波の力なんですね」「波の力」「波の力で平らになったところが隆起して海底ではなくて陸上になったという」「もともと海だったんですねここ」

およそ12万5000年前につくられたという広大な土地を活用して、原さんは牧場を営んでいます。その名物がこちら。

★青森放送 濱野壱清アナウンサー
「ミルク感がしっかりしていてとてもおいしいです」
★下北ジオパークガイドの会 原英輔会長
「おいしい牧草を作っておいしいトウモロコシを作ってそれを牛の主食にするそうするとおいしい牛乳ができておいしいソフトクリームができあがるヨーグルトができあがるということになりますね」「この1本に下北の大地のエネルギーが詰まっているような感じなんですね」

大地のストーリーとその恵みのつながりがわかるジオパーク。まちなかのグランピングで体感してみてはいかがでしょうか。

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