陸上自衛隊八戸駐屯地にことし新しく編成された部隊が野外行動訓練を公開し厳しい暑さのなか任務にあたりました。

上空からわからないよう迷彩色でカモフラージュされた複数の車両と装備。自衛隊八戸演習場で昼夜をまたいで5日間行われた野外行動訓練です。
参加したのは陸上自衛隊八戸駐屯地に3月に編成された「第5高射特科群」を中心とした部隊です。この日は敵機に見立てたドローンに重機関銃を使って対処する訓練と上空からの攻撃で負傷した隊員を手当てし搬送する訓練などが公開されました。
高射特科群は敵の航空機への対処やミサイル防衛などが主な任務です。天幕のなかは一時37℃を超え、過酷な環境の中任務にあたっていました。

★陸自第5高射特科群　奥田嘉夫群長
「非常に暑くて、非常に苦労をしていますけれども　部隊が新編されてから私も任務の完遂というのを方針として掲げて取り組んでいますので、隊員もその任務を完遂するために精いっぱい頑張って訓練に臨んでいるところです」

部隊はさまざまな環境で訓練を行い能力向上を図ります。