高齢の女性がおよそ1,500万円をだまし取られる特殊詐欺が発生しました。公務員になりすまし、紙幣を発送させる悪質な手口でした。

被害にあったのは県内に住む70歳代の女性です。先月1日女性の自宅に自動音声による不審な電話があり、総務省の職員や検事や警察官などの公務員を名乗る男たちとつながりました。男からはメールで警察手帳の画像も送られてきたということです。その後女性に対し「通帳に詐欺で騙された人から1億7,000万円が振り込まれている」「嫌疑を晴らすために紙幣の番号を確認する必要がある」などと伝えました。女性は先月8日から今月7日までの間4回に渡って現金であわせて1,480万円を指定された住所に発送し、だまし取られました。警察は紙幣の番号を確認するために現金を発送を求めることは絶対にないとして、注意を呼びかけています。