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野生のイノシシから豚熱確認 青森県内3例目 すべての農場に立ち入り検査へ 南部町

2024年8月22日 10:35
野生のイノシシから豚熱確認 青森県内3例目 すべての農場に立ち入り検査へ 南部町

今月16日南部町で野生のイノシシが県内で3例目となる「豚熱」に感染していたことがわかり、県は県内すべての農場の立ち入り検査を実施します。

県によりますと感染していた野生のイノシシは体長70センチ、体重20キロのメスの幼獣です。今月16日南部町の農地で死んでいるのが見つかり遺伝子検査の結果、陽性と判定されました。発見場所から半径10キロ圏内にある2つの養豚場ではいまのところ異常はないということです。
県内では今月に入り階上町と三戸町でも野生のイノシシが感染していて、これで3例目の感染確認です。県は来月県内73のすべての農場を対象に立ち入り検査を実施するほか、養豚業者向けに衛生管理やワクチンに関する講習会も行う方針です。

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