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オカムラ食品工業決算発表 サーモン養殖手がける

2024年8月10日 17:52
オカムラ食品工業決算発表 サーモン養殖手がける

青森市の水産加工会社オカムラ食品工業が昨年の東証上場後はじめて期末決算を発表しました。

国内外で水産物の加工やサーモン養殖などを手がける青森市のオカムラ食品工業がきのう、決算を発表しました。
今期決算は売上高が326億円となり前期と比べて37億円の増収となりました。
県内での養殖事業が好調で、扱うサーモンの価格が高い水準で推移をしたこと、また卸売り事業を行うアジアの市場規模が拡大したことなどが要因です。
営業利益は魚卵の価格が下降局面を迎えたことや、海外事業への投資を行い、利益率が下がったことにより、前期から6億円の減益となりました。

★オカムラ食品工業 岡村恒一 社長
「当社は原料の問題を国内養殖でカバーし販売の問題を海外へグローバルに展開する
この2つの側面を改善することで成長産業化につなげたい」

来期は、水害による被害で稼働していなかった深浦町の施設が再開することで養殖量が増え、市場規模も拡大が見込まれることから増益となる見込みです。

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