高級魚・マゾイ 全国唯一の栽培施設から稚魚を過去最多出荷! 高水温対策が奏功か 青森県階上町
全国で唯一マゾイの稚魚を生産する階上町の栽培施設が今年度過去最多となる15万匹を出荷しました。
稚魚を出荷したのは階上町の県栽培漁業振興協会です。
今日は今年度最後の出荷となりふ化から半年かけて体長が7.5センチにまで育った稚魚2万4000匹を蕪島沖に放流するため八戸港に運び出しました。
マゾイは白身で脂がのり刺し身や鍋物に重宝される高級魚です。
生後3年で体長20センチまで育ち主に定置網や一本釣りなどで漁獲され釣り人にも人気の魚です。
今年度は去年から強化した高水温対策が功を奏して順調に飼育できたため出荷された稚魚は15万2696匹と前の年度の2.1倍となり過去最多となりました。
★県栽培漁業振興協会 二木幸彦業務執行理事
「将来のマゾイ資源が増えることに期待して漁業関係者・飲食関係者等希望をもっていただければと思います」
出荷されたマゾイの稚魚は日本海側から大平洋側まで幅広く放流されていて良い漁場の確立が期待されています。
最終更新日:2024年12月20日 17:39