「松山-台北」定期路線が4年ぶりに復活 4月末まで週4日に増便し運航【愛媛】
穴井記者:
「午前9時半過ぎです。今、台北からの便が松山空港に到着しました」
きょう、愛媛の松山と台湾の首都・台北を結ぶ定期路線が4年ぶりに復活しました。
松山-台北線は、2019年7月に運航を開始しましたが、その7か月後、新型コロナの感染拡大で運休となっていました。
待ちに待った、4年ぶりの運航。国際線の到着ロビーでは、中村知事やみきゃんらが、ミカンジュースやタルトなどの県産品を手に、台北からの利用客およそ180人を出迎えました。
またきょうは、台中市の大学と交流がある愛媛大学の学生らも参加し、手作りのポスターで歓迎しました。
利用客:
「経由便と比べて直行便はとても利便性が高く感じます。愛媛といえばミカン。“ミカンジュースが出る蛇口”そんなイメージがあります。楽しみです」
到着後に行われた記念式典では、エバー航空の孫嘉明社長ら関係者が出席し定期路線の再開を祝いました。
中村知事:
「オール愛媛でお迎えしたいと思いますし、愛媛県から台湾へこの路線を活用して渡航する人たちが増えるように全力を尽くしていきたい」
今回の運航再開で松山空港発着の国際線はソウル、釜山、台北の3路線となり、過去最多の週12便が運航されることになります。
県航空政策室 武氣浩介担当係長:
「台北線の運航再開により台湾からたくさんのお客様が来ていただけると思います。ぜひ多くの方にお越しいただきたいなと」
台北線は、桜シーズンに入る今月20日から4月末まで、週4日に増便して運航する予定で、県は年間およそ11億6800万円の経済効果を見込んでいます。