スマホで操作できるラジコン草刈機も登場 松山市で導入めざす「スマート農機」の実演会
農家の負担を減らしながら、生産性の向上を。愛媛県松山市で“スマート農機”の導入を目指しています。
松山市で行われたスマート農業用機械の実演会には、地元の柑橘農家らが参加しました。農家の負担を減らし生産性を向上させようと、県は、松山市など中予地区管内8か所の柑橘園地でスマート農業技術の導入を目指しています。
きょう登場したのは、スマホやリモコンで操作可能なラジコン草刈機に、開発中の電動運搬台車。荷台が傾斜に合わせて水平になるため、自動収穫のサポートなどに活用できるということです。
柑橘農家 坂本敏規さん:
「普段は汗だくで草刈りをするが、ラジコン草刈機でやると一瞬ですごい楽だった。(スマート農機などの)機械に頼りながら長く健康にやっていければベストかなと思う」
県は、共同利用や補助金の活用などスマート農機の導入方法についても検討していくとしています。