30代男性職員が約9200万円横領で JAおちいまばりが第三者委員会を設置【愛媛】
再発防止と綱紀粛正へ。JAおちいまばりが、第三者委員会の設置を正式決定です。
9月JAおちいまばりで起こった、30代の男性職員による2750万円あまりの横領。
しかし、その後の調査で、この職員が問題発覚後も顧客の口座から不正に現金を引き出していたことが分かり、被害額がおよそ9千2百万円に及ぶことを発表しました。
男性職員は「競艇や競馬などに使った」と話しているという事で、JAおちいまばりではこの職員を10月13日付けで懲戒解雇にし、刑事告訴する手続きを進めています。
この問題を受け、27日JAおちいまばりは、経営責任者らによる「経営管理委員会」を開催。外部の弁護士3人からなる第三者委員会の設置を承認しました。
今後委員会では、実態解明に向けた調査などを行うということです。
JAおちいまばりは「再発防止に向け綱紀粛正・内部管理態勢の強化を図り、信頼回復に努める」としています。