史上初の快挙 パリ・パラリンピック柔道 廣瀬順子選手(松山市在住)が金メダル
パリ・パラリンピックの柔道女子で、松山市在住の廣瀬順子選手が、日本の女子柔道で初めてとなる金メダルを獲得しました。
初戦の準々決勝と準決勝で1本勝ちを収め、決勝に進出した廣瀬選手。観客席から夫でコーチの悠さんが見守る中、ウズベキスタンの選手と対戦しました。一進一退の攻防が続く中、廣瀬選手が繰り出した体落としがきれいに決まって見事な1本勝ち。夫の悠さんと二人三脚で目指してきた世界の頂点に立ちました。
試合後、廣瀬選手は「たくさんの人に支えてもらって頑張ることができた。リオの時はたまたま取れたメダルだったが、今回は金メダルが欲しいと思って練習してきたのですごくうれしい」と喜びを語りました。
また、試合を見守った夫の悠さんは「結果を出してくれた奥さんに感謝しかない。練習環境を整えてくれた愛媛の皆さんのおかげで優勝できた」と妻と地元への感謝の思いを話しました。
パラリンピック柔道での金メダルは、日本女子初の快挙です。