【速報】愛媛で土砂崩れ「もともと亀裂が…松山市が工事予定」去年の大雨の影響で
愛媛県松山市で発生した土砂崩れ。
松山城の北東側の斜面が高さおよそ100m、幅50mにわたって崩れ、少なくとも木造民家1棟が押しつぶされているということです。
この土砂崩れで、少なくとも3人が行方不明となっているということです。
松山市によりますと、今月1日から去年の大雨の影響で傾いた松山城の緊急車両道の擁壁を復旧する工事が行われる予定でした。
しかし、6月下旬から断続的に降った大雨がにより擁壁の傾きがひどくなり、市は応急処置として擁壁を壊す作業を実施。
市の担当者によると、地面には亀裂が発生し、段差のずれは20センチほどになっていたということです。
松山市は、去年の段階でこの亀裂について把握していたものの、復旧工事が雨のシーズンまでずれ込んだ理由について、去年の9月頃から復旧工事に向け動き始めていましたが、文化庁の許可や委託設計などを経て今年7月からの工事着手予定となったということです。