「道後温泉本館」入浴料値上げへ 2024年夏の全館営業再開で“神の湯”は460円から700円に【愛媛】
松山市は、来年夏に全館での営業再開を目指している道後温泉本館の入浴料を値上げする方針を示しました。
これは、きょうの道後温泉審議会で示されたものです。
具体的には、来年夏に予定している全館での営業再開後、最も安い「神の湯」の入浴を460円から700円に。最も高い「霊の湯」の3階個室の利用は、1580円から2500円に値上げするとしています。
値上げの理由について、松山市は「物価や人件費の上昇などで今後の歳出の増加は避けられないため」などとしています。
一方で「椿の湯」と「飛鳥乃湯泉」の料金は据え置くということです。
きょうの審議会では、新たな休憩室を設け、サービスを充実させることも示されました。
道後温泉審議会の新山富左衛門 副会長は「しっかりと事業採算がとれるようなかたちのものを検討していく必要がある」と話しています。
この改定案は審議会からの答申を経て、市議会で審議される予定です。