松山観光の定番“坊っちゃん列車”が全面運休に「深刻な運転士不足で」伊予鉄道
松山観光の名物となっている坊っちゃん列車が運転士不足などのため当面の間、運休となります。
伊予鉄道と伊予鉄バスは、深刻な運転士不足と2024年問題に対応するため、11月1日からダイヤを改正すると発表しました。
このうち、観光客や子どもたちに人気の坊っちゃん列車は、11月3日から当面の間全面運休となります。
そのほか減便となるのは
▼郊外電車郡中線(土日祝)
松山市駅―郡中港駅間の往復12便
▼市内電車松山市駅線(全日)
松山市駅―道後温泉駅間の往復12便
▼市内電車本町線(平日)
松山市駅―本町六丁目駅間の往復7便
一方、バスも松山観光港行きのリムジンバスが全便運休となるほか、JR松山駅と新居浜駅を結ぶ新居浜特急線などが減便に。
また、三津駅と梅本駅で郊外電車と連絡するループ線2路線も土日・祝日は全便運休することを決めました。
いよてつグループは「運転士不足は非常に深刻な状況です。できる限り利用者の皆様に影響が少ないよう調整したのでご理解いただきたい」としています。