パソコン画面に「警告」表示 問い合わせをした男性が現金だまし取られる【愛媛】
愛媛県松山市の60代の男性がパソコンを遠隔操作されるなどして現金をだまし取られる事件がありました。
警察によりますと、7日、松山市の60代の男性が自宅のパソコンでWebサイトを閲覧してたところ、画面に「警告」の文字と電話番号が表示されました。
男性が問い合わせたところ、ソフトウェア開発会社の技術者を名乗る男が、片言の日本語で「データが抜かれている」「指示どおりすれば復旧できる」などと話し、男性が指示に従ってパソコンを操作したところ、遠隔操作されてしまう状態になったということです。
男性はその後、自身のインターネットバンキング口座を通じ、74万4000円を他人名義の口座へ送金されました。
また、松山市内のコンビニエンスストアで複数回にわたって電子マネーを購入し、あわせて20万円をだまし取られたとしています。
松山南警察署は、特殊詐欺・電子計算機使用詐欺事件として捜査しています。