部下の食事に多量の七味唐辛子をかけるパワハラ行為などをしたとして、久万高原町の消防署に勤務する50代の職員が減給の懲戒処分を受けました。

減給10分の1・3か月の懲戒処分を受けたのは、久万高原町消防本部に勤務する50代の男性消防司令です。

久万高原町消防本部によりますと、男性消防司令は、おととし10月、部下の食事に多量の七味唐辛子をふりかけ、その行為を不適切として指導された際には、この部下がいる職場で「俺は一生パワハラと言われる」などと発言したということです。

消防本部では部下からの申し出を受け、去年5月から職員に対する聞き取り調査などを行った結果、これらの行為がパワーハラスメント・モラルハラスメントにあたると判断したものです。

久万高原町消防本部は、「職員の管理・指導を徹底、綱紀粛正を図り、町民の皆様の信頼回復に向けて取り組んで参ります」とコメントしています。

一方、久万高原町役場に勤務する20代の男性主事は去年9月、上司の決裁を受けずに事務局を担当する団体の入札を執行したとして、減給10分の1・3か月の懲戒処分を受けています。