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内子町で「甘柿の王様」富有柿の収穫始まる 今年はカメムシ被害で収量減

2024年10月17日 10:58
内子町で「甘柿の王様」富有柿の収穫始まる 今年はカメムシ被害で収量減

愛媛県内一の柿の産地、内子町で「富有柿」の収穫が始まっています。

内子町五百木の若宮清志さんの園地では今月12日に富有柿の収穫が始まり、若宮さんが柿の熟れ具合を確かめながら摘み取っていました。

栽培している富有柿は「甘柿の王様」とも呼ばれる糖度が高い品種で、若宮さんによると、玉太りも甘さも良い仕上がりになっているということです。

一方で、今シーズンはカメムシの大量発生による被害で、収穫量は去年に比べ3割あまり減少する見込みだということです。

柿生産者 若宮清志さん:
「こんなにカメムシが多かったのは初めてで、見たこともないような数、大変でしたね。(実った柿は)非常にジューシーで甘い柿に出来上がっとると思います」

JA愛媛たいきによりますと、管内の出荷量は去年より100トン少ない800トンを見込んでいて、県内外の市場に出荷されます。

富有柿の出荷は来月末まで続きます。

最終更新日:2024年10月17日 19:14
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