燃料枯渇し…松山空港に米軍「F35ステルス戦闘機」が緊急着陸 4時間後に離陸
きょう松山空港にアメリカ軍所属の戦闘機2機が緊急着陸しました。「燃料が枯渇した」ということです。
きょう正午すぎの松山空港です。画面奥の滑走路に現れたのは、旅客機よりも小柄な黒っぽい機体。アメリカ軍岩国基地所属のF35ステルス戦闘機です。
国土交通省松山空港事務所によりますと、この戦闘機から「燃料が枯渇した」と連絡があり、松山空港に緊急着陸したということです。
また中国四国防衛局によりますと、岩国基地の滑走路が閉鎖していて松山空港に着陸したということです。
この緊急着陸の影響で、伊丹から到着予定だった全日空の便が、13分間上空に待機したということです。
着陸から4時間後の午後4時すぎに2機とも離陸しました。
四国上空はアメリカ軍が設定した航空路いわゆる「オレンジルート」と重なっていて、県によりますと、今年度はこれまでに米軍機と思われる目撃情報が73件寄せられているということです。