8日夕方発生した日向灘を震源とする地震を受けて、南海トラフ地震臨時情報の巨大地震注意が発表されています。

この臨時情報は、特定の期間に必ず南海トラフ巨大地震が発生することを知らせる情報ではありませんが、巨大地震が発生する可能性が普段と比べて相対的に高まった時に出される情報です。

これを受けて愛媛県は災害警戒本部会議を開き、南予を中心とした市や町の担当者と今後の対応方針などを確認していました。

県防災安全統括担当 松田交志部長：
「関係機関と連携し、非常事態に即応できる体制を整えてまいりますので、県民の皆さんは地震への心構えを高めつつ、冷静に行動していただくようお願いいたします」

県は、避難場所の確認などそれぞれの状況に応じた地震の備えを進めるほか、食料品の買い占めなどを控え冷静な行動を心掛けるよう呼びかけています。