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550年の歴史!四万十市の伝統行事『女郎グモ相撲』ジョロウグモたちが強さを競う!【高知】

2024年8月5日 19:07
550年の歴史!四万十市の伝統行事『女郎グモ相撲』ジョロウグモたちが強さを競う!【高知】
クモの強さを競い合う伝統行事「女郎グモ相撲」が高知四万十市の神社で8月3日に開かれました。

3日に四万十市の一條神社で開かれた「全日本女郎ぐも相撲大会」。
ジョロウグモを約50センチの棒の上で戦わせてその強さを競う伝統行事で、平安時代に宮中の侍女の間で流行。四万十市では、約550年前に一條教房公の侍女たちが始めたのがきっかけとされています。

去年は大雨で中止となっていて、今年は2年ぶりの開催。クモの大きさなどにより3つの階級に分かれ、この日は64人が参加しました。
階級ごとにトーナメント戦が行われ、参加した子どもたちは自分たちが育てたクモを大きな声で応援していました。

決まり手は糸を使った技など4種類あり、子どもたちはクモが繰り広げる静かな熱戦に大きな声援を送っていました。
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