高知市の飲食店で男性を集団で暴行してけがをさせ監禁したなどとして、高知県警は12月4日に兵庫県の男などを逮捕しました。

監禁致傷などの疑いで4日に逮捕されたのは、兵庫県姫路市の自営業・増田尚也容疑者(34)、高知市朝倉本町2丁目・金喜市容疑者など男5人です。
5人は10月9日の夜、高知市内の飲食店で20代の男性に集団で殴るなどの暴行を加え、鼻の骨を折る大けがをさせたあと、その場から逃げられないよう監禁した疑いです。

20代の男性は、増田容疑者などが作った「高知飲食振興組合」に加盟する飲食店を訪れていて、何らかのトラブルがあったとみられています。

また、増田容疑者ら3人と兵庫県姫路市の会社経営・東原聖容疑者(34)の合わせて4人は去年12月、共謀し50代の男性が経営する高知市廿代町の飲食店で「明日から営業させんからな」などと言いながら騒ぎ立て、業務を妨害した威力業務妨害の疑いでも逮捕されています。

県警は今後、高知飲食振興組合に加盟する店舗の実態解明や、組合の立ち上げ経緯などについて捜査を進めていくことにしています。