高知市の学芸高校で1月30日に卒業式が行われ、66期生276人が未来に向かって新たな一歩を踏み出しました。

式では、クラス担任が卒業生1人1人の名前を読み上げ、 クラスの代表6人が橋本和紀校長から卒業証書を受け取りました。橋本校長は卒業生を前に「変化を恐れず、常に前向きに新しい知識や経験を吸収していってほしい」と激励の言葉を送りました。

卒業生を代表して中村多緒さんが学校生活を振り返りながら答辞を述べました。

■卒業生代表 中村多緒さん
「これから私たちはみなそれぞれの道に進んでいきます。その道は決して楽なものではないでしょう。しかし、立ち止まってしまった時には、友達と過ごしたこの日々が私たちの支えとなってくれることを信じています」

■卒業生4人
「みんなと離ればなれになるのが悲しい」
「つらいこともあったけど、友達がいたから楽しいことの方が多くて、学芸に来て良かったなと思った」
「海外とやりとりをする仕事に興味があるので、語学を学んで世界で必要人材になれるようにがんばりたい」
「夢はまだ決まってないが、大学に行って、また楽しい生活を送っていきたい」

長く親しんだ学び舎を後にした卒業生たち。それぞれの思い出を胸に新たな一歩を踏み出しました。