8月25日、高知市で政治資金パーティーを開いた濵田高知県知事は過去に集めた政治資金の収支状況について説明し、パーティー開催の意義を強調しました。

濵田知事は25日、高知市のホテルで政治資金パーティーを開き、自民党の国会議員や県議会議員、県内の企業関係者など約1000人が集まりました。

濵田知事は自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件でパーティー開催への批判があることを受けて、2022年に開いた自身の政治資金パーティーの収支について説明しました。

前回の政治資金パーティーでは約1200人がパーティ券を購入し2700万円余りの収入がありましたが、濵田知事は「ほとんどは購入金額1万円と薄く広い形で資金提供してもらったもので大口の資金提供を受けて政治に何らかの影響力を及ぼされるよりもベターな方向だ」と強調しました。

また後援会事務所の支出について選挙があった去年は1600万円余りで、内訳は人件費が約半分だったとし、選挙がなくても数百万円から1千万円ほどかかるとして25日の政治資金パーティーで得た収入を今後の後援会活動に充てていくと理解を求めました。