高知県は8月27日、生活保護受給者の個人情報を関係のない医療機関に誤って送付するなど個人情報紛失と誤送付が3件発生したと発表しました。

県子ども・福祉政策部によりますと8月7日、須崎福祉保健所のケースワーカーが生活保護受給者1人について、氏名や生年月日、生活保護受給中であることなど個人情報の書かれた文書を本人が通う医療機関とは別の医療機関に誤って送付しました。

また、健康政策部では市町村国保の保険者に対して、発送した特定難病の特定医療費受給者の個人情報が入った文書を紛失したほか、8月に特定医療費受給者の氏名や病名などの個人情報が記載された文書を誤って受給者と関係のない別の医療機関に送付したということです。

県では相次いだ3件の個人情報の誤送付などについて宛名を複数人でチェックするなど再発防止に努めるとしています。