東南アジアの国・ラオスでの学校建設活動に取り組む高知商業高校の生徒が8月1日、ラオス研修に向け出発しました。この活動は今年で30周年になります。

高知市の高知商業高校で1日に生徒会メンバーや教員、保護者など約50人が参加し ラオス研修の出発式が開かれました。今回参加するのは生徒や教員あわせて30人です。
ラオス学校建設の取り組みは、生徒たちがラオスを訪れ現地で仕入れた民芸品や生徒自ら開発した商品を国内で販売し、その収益でラオスに学校や幼稚園を建てるものです。活動は1995年から始まりこれまでに6つの学校と3つの幼稚園を建設していて、今年30周年の節目を迎えました。出発式では、生徒団長を務める岡田咲さんが決意を述べました。

1日は参加する生徒1人1人が挨拶していきました。今回は交流30周年式典の開催や10校目の学校建設に向けて現地の人や自治体関係者に調査を行う予定です。

生徒や教員など30人は式のあとラオスに向けて出発しました。ラオスとの交流を深め、8月11日に帰ってくる予定です。