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県展特選ギャラリー 『書道』作品を紹介【高知】

2024年10月23日 18:58
県展特選ギャラリー 『書道』作品を紹介【高知】

高知県民の芸術の祭典・県展。入賞作品や各部門の魅力をシリーズで紹介しています。
今回は「書道」部門です。

第78回県展。今年は洋画・日本画・先端美術・彫刻・工芸・書道・写真・グラフィックデザインの8部門に1456人、2683点の応募があり、1044点が入賞・入選となりました。
入賞、入選作品は、高知市の県立美術館とかるぽーとの2つの会場で無鑑査作家の作品などと合わせて1111点を展示しています。


「書道」部門の会場のかるぽーとには、無鑑査を含めた272点が展示されていて、特選に選ばれたのは4点です。

「県展無鑑査の書家独立書人団の審査会員も務める和泉蒼牛さんに作品を解説してもらいました。

特選1つ目は、高知市の尾﨑彩河さんの作品「稽」。今回初の特選受賞となりました。
いつまでも観ていたい、和やかさと温かみを感じる作品です。

特選2つ目は、特選初受賞、高知市の高野小百合さんの作品「雲はみな」。
特選3つ目は、2度目の受賞に輝いた高知市の冨岡豊英さん。作品名は「後出塞(杜甫詩)」です。
特選4つ目は、初の特選、高知市の山﨑一草さんの作品、「崩落の街」です。和泉さんは、これまで培ってきた古典の技術を全て取り除き挑戦した作品だと高く評価しました。

そして、解説していただいた無鑑査・和泉さんの作品「黒白」。平和を願う気持ちが込められました。

最後は特選に次ぐ「川谷横雲賞」と「県美術振興会奨励賞」をダブル受賞した作品。南国市の澤田博像さんの「咆」です。

第78回県展は、10月27日まで高知市の県立美術館とかるぽーとの2会場で開かれています。
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