県展特選ギャラリー 『彫刻』作品を紹介
高知県民の芸術の祭典・県展。入賞作品や各部門の魅力をシリーズで紹介しています。今回は「彫刻」です。
第78回県展。今年は洋画・日本画・先端美術・彫刻・工芸・書道・写真・グラフィックデザインの8部門に1456人、2683点の応募があり、1044点が入賞、入選となりました。
入賞、入選作品は、高知市の県立美術館とかるぽーとの2つの会場で無鑑査作家の作品などと合わせて1111点を展示しています。
彫刻の部門には26点が展示。作品を県展無鑑査の小野寺るかさんに解説してもらいました。小野寺さんは元中学校の教諭で、40年以上創作活動を続けています。
彫刻は、空気を作ることが重要と小野寺さんは話します。
栄えある彫刻部門の特選には1点が選ばれました。
芸西村の横山普美さんの作品「波音」です。横山さんは3回目の特選受賞で、これで無鑑査作家に仲間入りしました。小野寺さんによりますと、横山さんは毎日コツコツと創作活動に取り組む作家だということです。
「波音」という題名、この作品のどの辺りから感じられるのかを、ぜひ来館して味わってください。
才能ある新進作家に贈られる「渡辺一八大(いわお)賞」を受賞したのは、特選受賞歴のある西村顕さんの「時の狭間」です。
県展無鑑査の小野寺るかさんの作品も展示されています。創作期間2か月の「そしてボクらは、また旅に出た」。人生という旅を一人で生きていくのはとても寂しいけれども、一人ではないよというメッセージを込めたそうです。
また、褒状に選ばれたのは3つの作品。これまで特選の受賞歴のある3人が名を連ねました。
香美市の岡﨑明日香さんの作品「bonfire」。
同じく褒状に選ばれた、高知市の岡﨑都子さんの作品「進」。若々しさと決意、そして内から湧き上がる強さが感じられ、特に横から見ると弓なりになった背中に引き込まれます。
そして目を引くのが、素材にクスノキを使った高知市の山田健次郎さんの作品「時」。木のかたまりから掘り出した作品で、細かい部分の表現力が秀逸です。
第78回県展は、10月27日まで高知市の県立美術館とかるぽーとの2会場で開かれています。
第78回県展。今年は洋画・日本画・先端美術・彫刻・工芸・書道・写真・グラフィックデザインの8部門に1456人、2683点の応募があり、1044点が入賞、入選となりました。
入賞、入選作品は、高知市の県立美術館とかるぽーとの2つの会場で無鑑査作家の作品などと合わせて1111点を展示しています。
彫刻の部門には26点が展示。作品を県展無鑑査の小野寺るかさんに解説してもらいました。小野寺さんは元中学校の教諭で、40年以上創作活動を続けています。
彫刻は、空気を作ることが重要と小野寺さんは話します。
栄えある彫刻部門の特選には1点が選ばれました。
芸西村の横山普美さんの作品「波音」です。横山さんは3回目の特選受賞で、これで無鑑査作家に仲間入りしました。小野寺さんによりますと、横山さんは毎日コツコツと創作活動に取り組む作家だということです。
「波音」という題名、この作品のどの辺りから感じられるのかを、ぜひ来館して味わってください。
才能ある新進作家に贈られる「渡辺一八大(いわお)賞」を受賞したのは、特選受賞歴のある西村顕さんの「時の狭間」です。
県展無鑑査の小野寺るかさんの作品も展示されています。創作期間2か月の「そしてボクらは、また旅に出た」。人生という旅を一人で生きていくのはとても寂しいけれども、一人ではないよというメッセージを込めたそうです。
また、褒状に選ばれたのは3つの作品。これまで特選の受賞歴のある3人が名を連ねました。
香美市の岡﨑明日香さんの作品「bonfire」。
同じく褒状に選ばれた、高知市の岡﨑都子さんの作品「進」。若々しさと決意、そして内から湧き上がる強さが感じられ、特に横から見ると弓なりになった背中に引き込まれます。
そして目を引くのが、素材にクスノキを使った高知市の山田健次郎さんの作品「時」。木のかたまりから掘り出した作品で、細かい部分の表現力が秀逸です。
第78回県展は、10月27日まで高知市の県立美術館とかるぽーとの2会場で開かれています。
最終更新日:2024年10月23日 11:34