高知県香美市物部地区の観光や産業振興の拠点となる「奥物部ふるさと物産館」がリニューアルし、4月15日記念セレモニーが行われました。

奥物部ふるさと物産館は、物部地区の農作物などを販売する拠点として1997年にオープンしましたが建物の老朽化やコロナ禍の影響で2023年に指定管理者が撤退しました。

香美市では物部地区の観光施設や産業振興の拠点にしようと2024年から改修工事を始め、約1億9000万円をかけて施設をリニューアル。新たに「集落活動センター奥物部推進協議会」が指定管理者に決まりました。

改修工事で大きくリニューアルしたのが、2階のフロアです。
以前は地元出身の画家の作品を展示するスペースとして、窓がありませんでしたが新しくテラスが作られてイベントなどもできるフリースペースに生まれ変わりました。

また、敷地には県内7か所に設置されたポケモンマンホール「ポケふた」のひとつが設置されました。

◆集落活動センター奥物部推進協議会 為近初男さん
「地元の方には気軽にレストラン利用したり、2階では気軽に仲間とくつろげるような敷居の低い場所にしたい。県外･市外の人には物部の歴史、すばらしい景色に触れてもらい、物部町を満喫して再び訪れてくれる土地にしたい」

リニューアルした奥物部ふるさと物産館は16日オープンで前9時から午後5時まで営業します。