高知県馬路村と、デジタル配信事業などを展開する合同会社DMM.comがDXの推進で連携することとなり、10月1日夜に東京で協定を結びました。

合同会社DMM.comは専門分野であるデジタル技術を活かし、2019年から地域ごとの課題解決に取り組む「DMM地方創生」を展開しています。

馬路村はDX化による地方創生を推進するため、今回DMM社と包括協定を結ぶことになったもので、1日夜に都内で締結式が行われ、馬路村の山﨑出村長とDMMの関係者が出席しました。

■馬路村 山﨑出村長
「やはり小さな自治体ではですね、デジタル化を進めるための人材というのを確保するのは難しいという中で、ぜひとも協定を基に小さな自治体のいわゆる全国的な模範となるような事例になるように進めていけたらと思っている」

■DMM.com地方創生事業部 戸崎康之副部長
「我々も事業を開始してからもう数年、色々な自治体の支援をさせていただいているので伴走させていただけると良いかなと思ってます」

また会場では、DMMのスタッフなど約150人が参加して交流会が開かれ、馬路村の木製品の展示販売や、特産品のユズを使った料理の試食などが行われました。

馬路村では今後、DMM社と連携しながら観光面やユズ商品の情報発信など、様々な分野でDXに取り組むということです。