×

『危機感が欠落していた』水泳授業中の死亡事故を受け桑名市長が会見で謝罪【高知】

2024年7月25日 19:02
『危機感が欠落していた』水泳授業中の死亡事故を受け桑名市長が会見で謝罪【高知】
7月5日、長浜小学校の児童が水泳授業中に溺れて死亡した事故を受けて、高知市の桑名市長は事故後初めての会見を開き「危機感が欠落していた」とし深く謝罪しました。

事故の原因について桑名市長は「危機感がどこか欠落していた。小学生が中学校のプールを使うことに配慮が足りなかった。議論がもっとあるべきだった」と述べ、責任は学校だけでなく、教育委員会、そして市長にもあるとしました。桑名市長は7月24日に遺族に会い、今後臨時議会を開いて対応を進めていくことなどを伝えたといいます。

桑名市長
「遺族に会い、二度と辛い思いを市民にさせてはならないと思った」

事故を受けて高知市は第三者委員会を設置して事故の検証を行うことにし、設置の条例案など3件を7月末の臨時議会に提出します。

事故の原因や背景を分析し、防止策を検証する第三者委員会は県内外の弁護士や医師など8人で構成し、年度内をめどに報告書をまとめる予定だということです。

第三者委員会の設置議案や設置に伴う1100万円の補正予算案を審議する高知市議会臨時会は7月30日と31日に開かれます。
高知放送のニュース