地産外商や観光振興など地方創生を協力して推し進めようと、高知県と東京のデパートが9月17日に初めての協定を結びました。

県庁で濱田知事と銀座・浅草で百貨店を営む松屋の古屋毅彦社長が17日に地方創生を協力して推進していく協定書にサインを交わしました。

松屋は2020年にショーウィンドウの装飾に土佐組子を使って以来、県産品を取り扱っていますが、今回の協定でさらに松屋銀座での県産品の販売や観光PRで協力するということです。

初めての協定締結にあたって濱田知事は「県の地方創生全般にとって大きく後押しする協定になるのではないかと感激している」と期待を述べました。

松屋 古屋毅彦社長
「食品や木を使った商品が、高知県にはこんなにいろんなものがあるんだよというのを知ってもらう。特に東京の人、海外の人が非常に銀座に増えているので、いろんな形で多くに人に高知を知ってもらうことがまずは一歩」

今回の協定締結を機に松屋銀座では9月25日から県産品を販売するイベントを開く予定で、東京の富裕層や海外からの観光客に向けた地産外商の拡大に期待が高まります。