×

今年の高知県内の地価発表 32年続いた高知市商業地の下落が止まり横ばいに【高知】

2024年9月17日 18:58
今年の高知県内の地価発表 32年続いた高知市商業地の下落が止まり横ばいに【高知】
高知県は今年の県内の地価調査の結果を発表しました。
依然として下落が続くものの下落幅は去年に比べて縮小していて、高知市の商業地は32年続いていた下落が止まり、横ばいに転じています。

高知県地価調査は住宅地や商業地など、今年7月1日の県内240地点を対象としたものです。
住宅地の平均価格は1平方メートルあたり3万400円で、去年に比べ0.5%下がり24年連続で下落しました。商業地の平均価格は6万9000円で、去年に比べ0.6%下がり33年連続で下落しました。一方で、住宅地・商業地ともに下落幅は縮小しています。

高知市では、住宅地が今年は0.2%上昇と2年連続で上昇し、商業地は32年続いた下落が止まり、横ばいに転じました。
また南国市でも15年続いた商業地の下落が上昇に転じています。
要因として、利便性が高い住宅地に対する需要が堅調で、商業地も新型コロナの5類移行などで観光客が増加し、幹線道路の沿道を中心に需要が回復傾向にあるとしています。

なお、住宅地のトップは高知市一ツ橋町2丁目と高知市上町2丁目で、1平方メートルあたり13万1000円。商業地は高知市本町3丁目の25万1000円でした。
高知放送のニュース