任期満了に伴う高知県津野町長選挙が2月11日に告示され、現職と新人の一騎打ちによる20年ぶりの選挙戦が確定しました。

津野町長選挙に立候補したのは、現職で5期目を目指す池田三男氏(69歳)と、新人で自民党県連が推薦する元町議会議員の大﨑公孝氏(61歳)のともに無所属の2人です。

現職の池田氏は農林業や観光など4期16年で手掛けた産業振興策の継続と強化を訴えるとともに、人口減少対策として町内に住む若者に対する奨学金の返済支援制度の新設や、起業を支援する補助制度を設けることなどを公約に掲げています。

新人の大﨑氏は人口減少が最大の課題だとし、対策として町外に通学している子どものいる世帯への支援の拡充や、移住・定住希望者に対する町内分譲団地の年齢要件の緩和などを公約に掲げ、津野町に新しい風を吹き込むと訴えています。

立候補の受付けは11日午後5時で締め切られ、現職と新人の一騎打ちが確定し、20年ぶりの選挙戦に突入しました。
津野町長選挙は2月16日に投・開票されます。