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建設現場の熱中症対策を確認 安全パトロール

2024年7月4日 18:53
建設現場の熱中症対策を確認 安全パトロール

 暑さが厳しくなるこの時期、屋外で働く人達は特に警戒が必要です。丸亀市で4日、建設現場の熱中症対策を確認する安全パトロールが行われました。

(𠮷野アナウンサー)「手元の気温計で33度蒸し暑いです。こうした中、こちらの建設現場で、熱中症対策が出来ているかどうかの点検が行われます。」

 丸亀市の建設現場を訪れたのは、香川労働局の職員などです。風が通りにくい場所に、あらかじめ扇風機を設置するなどの対策が出来ているかを確認しました。この現場では室温を24度に設定した休憩スペースを設ける他、分かりやすい熱中症への対処法も表示しています。

(丸亀市みんなの劇場新築工事 竹蓋慎二現場代理人)「職人さんには休憩をこまめに取る様に、気温によって、こまめな水分補給をとるように指導しています。」
(香川労働局 栗尾保和局長)「気温28度以上湿度75パーセントで、こまめに休む。熱中症リスクが高くなっていることに気づいて頂いて。」

 香川労働局によりますと、県内では昨年度職場での熱中症が9件報告されていて、引き続き企業に対策をとる様、呼びかけています。

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