香川・岡山の公立高校で一般入試
香川、岡山の公立高校では、今日(11日)から一般入試が行われ、受験生が学力検査に臨みました。
この内、高松市番町の高松高校では、今朝、受験生達が緊張した面持ちで集まり、受験票などを確認した後、それぞれの教室に移動しました。学力検査は午前中に国語、数学、社会。午後は英語と理科の、合わせて5教科が行われました。
香川県内では全日制30校で4377人の募集に対し、4666人が受験。平均競争率は1.07倍で、去年に並び、記録が残る1988年以降で最も低くなりました。香川県教育委員会では、私立や通信制などを選ぶ人が増えたためと見ています。明日(12日)は面接や適性検査が行われ、合格発表は21日です。
一方、岡山県でも58の公立高校で一般入試が始まりました。この内、岡山市中区の岡山朝日高校では、320人の募集に311人が受験しました。定員割れとなったのは、現行の入試制度になった2014年度以降、初めてです。
岡山県の県立全日制50校では、特別入試などの合格者を除く5729人の募集に対し、5897人が受験しました。平均競争率は1.03倍で、現行の入試制度以降2番目に低くなりました。新型コロナやインフルエンザなどで受験出来なかった場合、追試験の機会が19日に設けられています。明日は面接が行われ、合格発表は19日です。