ひ孫殺害の疑い 曾祖父を被疑者死亡のまま書類送検
今年9月、香川県三木町の住宅で、当時5歳の男の子と当時83歳の曽祖父の2人が遺体で見つかった事件で、警察は今日(3日)、曽祖父を殺人などの疑いで被疑者死亡のまま書類送検しました。
この事件は今年9月、三木町井戸の住宅で、この家に住む当時5歳の男の子と、当時83歳の男性が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。また、男性の妻も意識がもうろうとした状態で発見され、病院に搬送されていました。
死亡した男の子は男性のひ孫で、現場に第三者が侵入した形跡はありませんでしたが、2人の死因が首の圧迫による窒息死だったことから、警察が殺人事件として捜査していました。
警察の一連の捜査の結果、男性が午前8時半ごろに妻の首をタオルで絞めた後、ひ孫の首を電気コードで絞めて殺害。その後、自分も電気コードで首を吊って自殺をしたと断定し、今日、殺人などの疑いで、曽祖父を被疑者死亡のまま高松地方検察庁へ書類送検しました。