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イノシシ捕獲に新装置 赤外線センサー付き 岡山市

2024年9月5日 16:22
イノシシ捕獲に新装置 赤外線センサー付き 岡山市

 効率的なイノシシの捕獲につなげるため、岡山市は5日、新たに導入する捕獲装置の説明会を開きました。

 檻に取りつけられているのは、赤外線センサーなどが内蔵された捕獲装置。岡山市の鳥獣被害を防止する協議会が、5日から地元の猟友会に貸し出します。

 説明会では猟友会のメンバー11人が、メーカーの担当者から使い方を教わりました。

 イノシシの親は警戒心が強く、先に檻に入る子どもだけが捕獲されるケースが多く課題となっていました。この捕獲装置は、赤外線で有害鳥獣の背丈の高い親が檻に入ったことを検知し扉を閉めるため、親子をまとめて捕獲できることが期待されています。

 岡山市によりますと、去年、市内でおよそ4500頭のイノシシが捕獲され、ここ7年間で1点5倍に増えています。市は装置を導入することで、猟師の負担軽減や効率化を図りたいとしています。

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