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「春闘」賃上げ 香川県で4パーセント台 31年ぶりの高水準

2024年8月29日 18:46
「春闘」賃上げ 香川県で4パーセント台 31年ぶりの高水準

 労働組合が企業に賃上げを求める、今年の春闘の結果、香川県では4パーセント台の賃上げと、31年ぶりの高い水準となりました。

 連合香川によりますと、今年の春闘の結果について、県内144の組合から回答がありました。それによりますと、定期昇給分とベースアップ分を合わせた賃上げ額の平均は月額9768円で、賃上げ率は4.04パーセントとなりました。4パーセント台の賃上げは1993年以来、31年ぶりの高い水準です。

 一方、従業員が300人未満の中小企業では、賃上げ額が7639円、賃上げ率が3.4パーセントと、全体の平均を下回っています。連合香川は企業の人手不足を背景にベースアップが確実に進んでいると評価する一方、「大企業と中小企業では依然として差がある」としています。

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