香川県内の離島を巡り、子ども達に本を届けるプロジェクト「こども図書館船」などに携わる、県の地域おこし協力隊3人が着任しました。

　香川県地域おこし協力隊に着任したのは、愛知県と大阪府、東京都出身の3人です。

　このうち大阪府出身の橋本絵美子さんと東京都出身の大塚千尋さんは、世界的建築家、安藤忠雄さんと県が取り組む「こども図書館船ほんのもり号」の企画や運営などに携わります。「ほんのもり号」は、瀬戸内海を航行していた客船に最大3000冊の本を収蔵し、離島を巡る図書館機能を持った船で、今年春の運航を目指しています。

　この他、県内の地域おこし協力隊のネットワークづくりや移住相談にあたる隊員も着任し、任期は最長で再来年度までとなっています。