岡山市北区の岡山芸術創造劇場ハレノワで29日、戦没者追悼式が行われました。

　太平洋戦争末期の1945年6月29日、アメリカ軍が行った岡山空襲では、少なくとも1700人以上が犠牲となりました。

　岡山市の戦没者追悼式は、戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に伝えるため、毎年6月29日に行われます。戦後79年を迎え、高齢化した遺族の参加が難しくなる中、岡山市は今年から市民の参列を広く呼びかけました。

　式には市内の小中学生や大学生の代表も参列し、追悼のことばを述べました。岡山市は6月29日を「平和の日」と定め、市民が平和を願う機会としています。