香川県警のまとめによりますと、去年（2024年）1年間の香川県内の交通事故による死者は、4年連続の減少となる31人。統計開始以降、1949年と並んで最も少なくなった他、人口10万人あたりの死者数でも19年ぶりに全国ワースト10を脱却しました。

　県警は去年夕暮れ時のパトロールや、反射材の着用効果を示す交通安全教室などの啓発を強化。夜間の事故や高齢者の犠牲者が、前の年からそれぞれ減少しました。

　一方で、先月（12月）には中讃地区で交通死亡事故多発ブロック警報が一時発令されるなど、1か月で5人が犠牲となっていて、県警は引き続き対策に取り組むと共に、緊張感を持った運転をする様、県民に呼びかけています。