岡山県と県北部10市町村トップミーティング 県立高校再編で意見交換
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少子化と戦う地方の深刻な声です。岡山県と県北部の市町村によるトップミーティングが8日、真庭市で開かれ、県立高校の再編について意見が交わされました。
(真庭市 太田昇市長)「このままいけば真庭から高校消えます。間違いなく入学者がいなくなる。」
トップミーティングには、真庭市や津山市など県北の10の市町村長が参加しました。
岡山県の教育委員会は今年度、1年生の数が100人を切った真庭高校など、県立の2つの高校を再編の対象としました。
(岡山県教委 中村正芳教育長)「持続可能な今までにない新しい学校や、新しい学びを作っていくのが再編整備の理念でもある。」
この日の意見交換の場で、岡山県の中村教育長は、再編による「一定規模の活力のある教育」が、子ども達の学びに重要との考えを示しました。これに対し真庭市の太田市長は、地方の高校教育を持続させるには「魅力ある学科づくり」が避けられないとし、県が最重要課題とする少子化対策とともに真剣な議論を訴えました。