小学生の目線で行政への要望などを発表する「こども議会」が、岡山県奈義町で開かれました。

　奈義町の町長や幹部職員が待つ議場に入って来たのは、地元の小学6年生66人。子ども達は、日ごろから疑問に思っていることや、改善して欲しいことなどを、町長や教育長に発表しました。

　去年のこども議会で提案された、ごみのポイ捨て禁止が、新しい条例として採用されるなど、子ども達の考えが行政を動かしています。町長や教育長はども達の生活に沿った提案に分かりやすい言葉で応対していました。

　奈義町は今後も「こども議会」を開いて、小学生の意見を町の活性化につなげたいとしています。