11日夕方、高松市の市道で、軽乗用車にはねられて意識不明の重体となっていた小学生の女の子が、その後、死亡しました。

　この事故は11日午後4時50分頃、高松市上林町の市道を歩いて渡っていた市内に住む小学5年生の10歳の女の子が、左から走ってきた軽乗用車にはねられたものです。女の子は頭を強く打ち、意識不明の重体でしたが、およそ12時間後に死亡しました。

　警察は前をよく見ていなかったとして、軽乗用車を運転していた近くに住む保育士、辻奈美容疑者37歳を、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕し、容疑を致死に切り替えて調べを進めています。

　辻容疑者は家族の送迎に向かう途中だったということです。現場は幅5メートルの見通しの良い直線道路で、警察が事故の詳しい状況を調べています。