（午後6時15分放送時点での情報です）

　愛知県蒲郡市の東海道新幹線の線路上で、保守用の車両同士が衝突し脱線した事故で、運転再開の見通しは今も立っていません。JR岡山駅でも運転の再開時期について、利用客からの問合せが相次いでいます。

（大野悠希記者）「午後1時を過ぎたJR岡山駅の窓口ですが、切符の払い戻しを求める人達の列が出来ています。」

　東海道新幹線の豊橋駅と三河安城駅の間で、作業中の車両に別の車両が衝突し、2台とも脱線した事故は、発生から12時間近くが経過した今も車両の撤去作業が続いています。事故の影響で岡山駅から東京方面の山陽新幹線は始発から新大阪までの折り返し運行となっていて、夏休みの利用客にも大きな影響が出ています。

（利用客は）「困ります。まあしょうがないです。」「全く予想してなかったので困ってます。暑いし。」

　JR東海によりますと復旧作業は今夜7時頃に終了する見込みということですが、運転の再開時期については未定としています。