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高松空港に新たな化学消防車導入 航空機事故に備え

2024年6月24日 16:34
高松空港に新たな化学消防車導入 航空機事故に備え

 航空機の事故による火災などの対応にあたる、高松空港の新しい化学消防車が24日、お披露目されました。

 お披露目されたのは、全長およそ12メートルの、オーストリア製の化学消防車です。高松空港にある3台の化学消防車の内、1台の老朽化に伴う更新で導入されました。

 新しい車両は、広い滑走路の中でもいち早く現場へ駆けつけられる様、30秒ほどで時速80キロまで加速。タンクには1万リットル余りの水を備え、消火剤を混ぜながら、1分間に5200リットルを、およそ90メートル先まで放水出来るということです。

 新しい化学消防車は、今後1か月ほど職員が訓練を行い、操作方法を確認してから運用が始まる予定で、空港での有事に備えます。

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