航空会社の客室乗務員 香川県庁で「兼業」 活動の原動力は「地元への恩返し」
香川県庁で「二刀流」職員の誕生です。航空会社の客室乗務員が県の職員としても兼業で働くことになり、池田知事に意気込みを語りました。
今日(1日)から香川県庁の職員となったのは、全日空の客室乗務員で、坂出市出身の吉馴春香さんです。
吉馴さんは地方に移住して自治体や民間企業でも働く社内の制度を利用し、地元、香川県にUターン。任期は1年間で、国際線のフライトなど客室乗務員の業務をしながら、週に1日から2日ほど香川県庁でも勤務。まさに「二刀流」職員として活動します。
これまでにも高松市の病院を訪れ、幸せの花「すずらん」をプレゼントする活動などを行ってきた吉馴さん。活動の原動力は、地元への「恩返し」です。県によりますと吉馴さんは政策課に配属され、大阪・関西万博などでインバウンド観光客に県の魅力を発信する業務を担うということです。