【“落石”から“復活”】絶景・グルメ・温泉!紅葉シーズン真っただ中の観光スポット「寸又峡」その魅力(静岡)
静岡を代表する紅葉の名所・寸又峡温泉。人気スポットの“夢のつり橋”と鮮やかな赤や黄色に色づいた木々との共演は毎年、多くの観光客を魅了してきました。
しかし、9月に“夢のつり橋”へ続く遊歩道で落石が発生。道路が完全にふさがれ、しばらく通行止めとなり、温泉街も打撃を受けました。
(店員)
「来て渡れないって分かると結構帰っちゃうよね。これが長引くと困るよね」
紅葉シーズンには間に合わせたいと、急ピッチで復旧工事が行われ、10月には通行止めも解除。2024年も、無事、寸又峡の紅葉を楽しむことができます。
エブリーライフは、落石から復旧した寸又峡を応援。紅葉の絶景と楽しむグルメからサウナまで寸又峡の魅力をたっぷりお伝えします。
静岡市内から車で約90分。大井川を上流へ向かった先、大自然の中にあります。まずは温泉街を抜けて寸又峡の人気スポット“夢のつり橋”を目指します。
(高山 基彦 キャスター)
「いやいいですね~川のせせらぎが響いて癒されます。宿泊施設だったり、お土産屋さんが立ち並んでいるので、歩いているだけで十分に楽しむことができます。気になるの発見しちゃいました!ちょっとこっち来てください。日帰りサウナ?ここでサウナ楽しむことができるんですか。夢のつり橋を楽しんだあとにちょっと行ってみたいと思います」
“夢のつり橋”までは遊歩道を40分ほど歩いていきます。紅葉を眺めながら進むと落石があった現場が。さらに監視員も置かれ、観光客への安全対策もされています。“夢のつり橋”から戻ってきたこの夫婦は…。
(観光客)
「みなさんが凄く努力をして、通れるようにしてくれたっていうありがたみの方が大きいですかね」「(つり橋の)真ん中から見る景色って普段では見えないTHE秘境みたいな感じになるのでぜひぜひ行ってみてください」
今まさに、絶景を堪能してきた方のお話…ワクワク感がさらに高まりますね。周りの紅葉を楽しみながら“夢のつり橋”を目指します…そして。
(高山 基彦 キャスター)
「見えました夢のつり橋。え~これか!いやあ~来たかったところだ」
これが「夢のつり橋」。前日の雨で湖は少し濁っていますが紅葉の中にかかるつり橋、これだけでも絶景です。そして、早速、つり橋を渡ります。
(高山 基彦 キャスター)
「揺れる!揺れる!髙山って言っておきながら高所恐怖症なものでちょっと怖くなってきた」
そして、先ほどの男性が言っていた真ん中から見る景色がこれ。
(高山 基彦 キャスター)
「でもこっからみる景色最高ですね」
目の前に広がる色鮮やかな紅葉と、その中へとすい込まれていくような“夢のつり橋”の光景は、ここに来なければ味わえない非日常体験です。
(ディレクター)
「高山さん、つり橋の真ん中で恋に関するお願いをすると願いが叶うみたいですよ」
(高山 基彦 キャスター)
「恋に関するお願いですって。なんだろう。自分の子どもにいい奥さんがきてくれますように!恋の願い!」
高山キャスターの願いは、まだだいぶ先の話になりますが、みなさんもぜひ“恋の願い”叫んでみてください。
(高山 基彦 キャスター)
「ちょっと疲れたましたけども気持ちいいウォーキングでした。そして、ずっと気になっていたこちら。どんなとこなんでしょうか。山の中のサウナ、体験してきます」
この「サウナ寸又峡 Trip Train」。寸又峡温泉を盛り上げようと、3年前に、町営温泉施設の“美女づくりの湯”をリニューアルしてオープンしたサウナ施設です。
(高山 基彦 キャスター)
「いい感じ!入った瞬間にヒノキのいい香りです。そして窓の外を見るとこの景色ですよ」
最大6人まで利用可能な貸切サウナで、なんと“ほうじ茶”のセルフロウリュも体験できます。
(高山 基彦 キャスター)
「よいしょ。ほうじ茶のいい香りがします。癒される~」
サウナの後は、飲み放題の川根茶をいただきながら、ゆったり“整いタイム”。すっかりくつろいでしまいました。温泉街に戻ると外国人観光客の姿が。
(観光客)
『(夢のつり橋が)とても美しかったよ』
香港から観光で来たというこの男性。何よりも素晴らしいと絶賛していたのが…。
(観光客)
『ここの近くのホテルで食べたご飯が、世界で一番だったよ』
早速、そのホテルを訪ねてみることに。創業63年の「翠紅苑」。ジビエ料理が人気ということで、高山キャスターが注文したのは猪肉入りの「大間ダムカレー」。
大間ダムは夢のつり橋の横にあるダムでそれをこのパンで表現しているそうです。
(高山 基彦 キャスター)
「程よくマイルドなこのカレーのルーと、かんだ瞬間にうま味が出てくるこのイノシシの肉、あいますね。ライスとパンをダブルで楽しめるのもお得な感じがして、うれしいポイントです」「「どこをとっても全ておいしくいただけます」
他にも、寸又峡名物「ぼたん鍋」も、新鮮な猪肉がたっぷり入って大人気。
紅葉シーズンを無事に迎えられた寸又峡。観光の関係者も、たくさんのお客さんが来てくれることに期待します。
(寸又峡美女づくりの湯 観光事業協同組合 望月 孝之 代表理事)
「ことし色んなことがありました。観光として非常に大変な年だったと思います。もう心配はないだろうと思います。一生懸命、お客様をお迎えしたいと思います」
紅葉の絶景はもちろん、グルメからサウナまで魅力がたっぷりつまった寸又峡。みなさんも、感動と癒しと応援を兼ねて訪れてみてはいかがですか。