湖西市の浜名湖畔で17歳の男子高校生が遺体で見つかった殺人事件で、男子高校生は行方不明となる数時間前、浜松市内の繁華街で男女数人で飲食していたことが新たにわかりました。この事件は今月9日、湖西市新居町の浜名湖畔で袋井市に住む中国籍の高校2年生・17歳の遺体が見つかったものです。司法解剖の結果、男子高校生の死因は溺死で死後1週間ほど経過し遺体には殴られた痕とみられる複数のあざがあったということです。男子高校生は今月4日の夜に自宅を出た後、5日未明、浜松市内の友人の家に複数人でいたことが確認されていますがその後、行方不明となりました。きのう、男子高校生の知人へ取材で、行方不明となる数時間前に浜松市内の繁華街で、同年代くらいの男女数人で飲食をしていたことが新たにわかりました。

【男子高校生の知人】
「（会ったのは）2月4日の10時前ですね。たまたまそこ（繁華街）にいたので声をかけた感じです。学校の友達がその時一緒にいたのと、後は自分は初対面です。Q：特に変わった様子はなかった？　そうですね。全然普通に仲良く話していた」

関係者によりますと男子高校生が行方不明となる前、浜松市内の友人の家で、友人のバイクを転倒させるトラブルが確認されていて、警察が事件との関連を慎重に捜査しています。